砂丘メロン

 日本海に面した庄内砂丘では、寒暖の差を好むメロンに適した気候もあり、良質の地下水と水はけのよい砂丘を利用して、砂丘メロンが盛んに栽培されています。露地メロンの生産量では全国3位を誇り、糖度が高く上品な香りを放つ日本屈指の最高級メロンとして高い評価を得、庄内の特産品として全国に出荷されています。


●砂丘メロンの特徴

 庄内は充分な日照や気候、上質な水などの条件が揃っているメロン栽培に適した環境です。特にメロンは水はけのよい地を好むため、庄内砂丘は最高の環境と言えます。さらにミツバチを使って交配を行うことで自然なメロン本来の味を追究しています。充分な太陽の日差しを浴び、良質な地下水と空気で栽培された砂丘メロンは、果肉が柔らかくみずみずしい、上品な香りと自然な甘さで最高級メロンとして定評があり、真夏の7月中旬から8月上旬まで味わうことができます。

●庄内砂丘について

 山形県の日本海側に長くのびる庄内砂丘は、延長約34km、東西1.5〜3.5km、総面積55平方kmと日本有数の大砂丘地帯です。今でこそ見事な黒松が美しく続く庄内砂丘ですが、もともとは一帯が砂山でした。日本海から吹きつける風が非常に強い庄内は、度々激しい飛砂の被害にあっていたと言われています。こうした被害から守るため江戸時代中期に本格的な砂丘地の植林が始まりました。長い年月と大変な苦労や努力の末、砂丘地を見事な黒松林に変えた先人の偉大な功績は今に讃えられ、黒松は防風林(砂防林)として庄内の暮らしを守り続けています。


●メロンの成分

 メロンは美味しいだけでなく体によい健康食品です。メロンにはカリウムが多く含んでいます。カリウムは体から排出されるとき、ナトリウムを道連れにする性質を持っているため体内の老廃物や余分な塩分を排出する利尿作用があります。食後にメロンという組み合わせは、塩分の取りすぎを防いでいるのです。お見舞い用の果物としても最適で、その他にも二日酔いに効果があります。


●美味しい食べ方

 メロンを美味しく食べるには食べ頃を見分けることが大切です。食べ頃になったら食べる3〜5時間前にメロンをまるごと冷蔵庫で冷やしてから、適当な大きさに切ってお召し上がり下さい。また、お酒好きの方はブランデーを少しかけたり生ハムをあわせて贅沢に、お子さまにはバニラアイスをあわせても美味しくいただけます。
※メロンを切ってから冷やす場合は、必ずラップで包んでから冷蔵庫で冷やして下さい。

〈食べ頃の見分け方〉
・メロンの果皮の色が黄色みがかって、甘い香りが強くなると食べ頃です。
・メロンのお尻(下部)を指で押してみて、少し柔らかくなったら食べ頃です。

〈保存方法〉
・メロンは冷蔵庫の中では追熟が進まないため、食べ頃になるまで常温で保存してください。
・食べ頃になったメロンはまるごと、または半分に切って種を取りラップに包んで冷蔵庫で保存して下さい。


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