庄内米

 山形県の北西部、日本海に面して広がる庄内平野は、米作りに最適な水・大地・気候に恵まれた環境で、古くから美味しい米どころとして知られています。庄内地方での米作りの歴史は古く、昔から良質の米の産地だったことが伺える様々な記録が残されています。それも、庄内地方の人々が稲作にこだわり続け、品種改良を重ねてきた努力の成果なのです。「コシヒカリ」「ササニシキ」「あきたこまち」「ひとめぼれ」など現在に至る良食味ブランド米も、実はその基をたどると庄内で生まれた「亀ノ尾」「森多早生」にあたります。米と共に歩んできた庄内は、現在のお米の基礎となり、今もなお本物のお米の美味しさを運んでくれます。

※小学校の社会科の教科書に、ここ庄内平野の米作りが取り上げられております。
庄内の米作りについて知りたい方は下記のページが参考になります。
JA全農庄内さま ←米作りについてわかりやすく解説されています。またQ&Aのコーナーもあり参考になります。


●米の特徴

はえぬき 「コシヒカリ」「ササニシキ」「あきたこまち」などの銘柄を組み込んだ庄内生まれのお米です。山形県のオリジナル新品種として、生え抜きの米が大きく飛躍し続けることを願い「はえぬき」と命名し、平成4年(1992年)にデビューしました。現在では、山形県の主力米となり「コシヒカリ」以上の良食味として評価されています。粒が揃いしっかりとしているので、炊上がりがふっくらで歯応えと甘みがあり、炊きたてはもちろん冷めてからも美味しいお米です。
ササニシキ

粘りが強く艶やかにふっくらと炊きあがり、クセのない味が特徴です。美味しいお米の定番として全国に知られており、粘り・柔らかさ・甘さ等のバランスが最も優れ、食通の間でも高い評価を得ています。


●庄内米にまつわる歴史

400年前

庄内平野に稲作伝来。

1592年(文禄の役) 豊臣秀吉が御用米として庄内米を酒田港から肥前国(佐賀県)に送った。
1672年

河村瑞賢が西廻り航路を開拓し、庄内米を千石船(※1)に載せ、酒田から大阪や江戸に運んだ。

1893年(明治26年) 酒田米穀取引所を設立し、山居倉庫(※2)を建設。全国有数の米市場となる。

※1.千石船(北前船)
 西廻り航路の開拓により、庄内米を酒田から江戸に運ぶために活躍しました。当時(江戸時代)、日本海沿岸の廻航船は北前船と呼ばれ、千石(150トン)積みの船を千石船、それより小さい船を弁財船と呼ばれていました。現在、千石船の実物の二分の一に縮尺して再現したものが酒田市の日和山公園内に展示されています。


※2.山居倉庫
 酒田市の新井田川沿いに並ぶ山居倉庫は、明治26年(1893年)旧庄内藩主酒井家が本間家の資金で酒田米穀取引所の付属倉庫として建造されました。湿気を防止するために屋根は二重構造で、倉庫を取り囲む欅の大木は西日や風を防ぐために植えられました。現在でも現役の倉庫として使用されており、12棟のうち1棟は庄内米歴史資料館として公開されています。

●美味しい炊き方

1.はじめの1回は、たっぷりの水で2〜3回かき回し、すぐに水を捨てます。(ぬか臭さをとるため)
  あとは少量の水でお米を研ぎ洗い流します。手早く水が澄むまでくり返してください。
2.水加減の基本は、米1に対して水1.2倍、新米の場合は1.1倍が目安です。お好みで水の量を加減してください。
3.研いだお米は、最低夏は30分、冬は1〜2時間以上水に浸けてから炊きます。
4.炊けた後そのまま10〜15分程度蒸らします。
5.蒸らし終わったら、熱いうちに底の方からご飯をつぶさないように大きく全体を混ぜます。

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