第2回 庄内ラーメンマップ オフ会 レポート

日時:2004.6.11(土) PM3:00〜製麺見学 PM6:00〜懇親会
<スケジュール>
(1)PM3:00〜3:50麺打ち見学(現地集合)
 大来軒 上安町支店さん  

(2)PM4:00〜4:50 麺打ち見学
 味好駅東店さん

(3)PM6:00〜宴会  於:久太(温海町)
 宴会費用:一人3,000円(飲み放題)

参加人数:
製麺見学 7名(庄内ラーメン大王さま、庄内ラーメン大王秋田支店さま、大阪屋さま、hiroさま、ほのりょうさま、ほのりょうさまのお友達さま、不肖管理人)
懇親会  9名 (庄内ラーメン大王さま、庄内ラーメン大王秋田支店さま、大阪屋さま、hiroさま、庄内探検隊ご夫妻さま、久太ご主人さま、不肖管理人、途中からたこいさまが顔を出してくれました)


 第1部 製麺見学会
 前回のオフ会で、次回は製麺の見学でも出来ればという声もあり大王さんのお計らいにより 大来軒上安町支店さんの手打ち、桿麺(カム・ミェン)と 味好駅東店さんの製麺機による製麺のそれぞれの違いを見る見学会が今回実現しました。

 みなさんもテレビや印刷メディア等でご覧になった事もあるとは思いますが、生でご主人自らが一から打つ麺と説明、また大王さんの巧みな解説に改めて感動とラーメンの奥深さを知るのでした(笑)

 製麺法による違いが分かるように左右に並べてご紹介しますが、必ずしも左右の工程は一致しておりませんのでご了承ください。また他店と違う場合もありますし、なにがいいとか悪いとかいう問題でもなく、それぞれが拘りを持たれて自分の考えるラーメンを目指しています。拘りや知識もラーメンを食べる際には必要も無く「だから何?」と言われればそれまでの事ですが、食べる側としても少しでも作る側の知識が多ければよりラーメンが楽しめるのではないかとの考えでのご紹介ですのでご理解ください。

 お忙しい中、わざわざ私たちのために準備ご披露いただいた両店に心から敬意と感謝を申し上げます。

 
大来軒 上安町支店さん
桿麺(カム・ミェン)

味好駅東店さん
製麺機による製麺

製麺台に小麦粉を円錐上に乗せ真ん中を窪ませてそこにかん水を入れた水を流し込む。

ここから手作業なのは市内に数件のみとなったとのこと。
攪拌機(ミキサー)に小麦粉を入れる。中で羽根が回っている。
周りの粉を水に馴染ませるように掛けていく。 計量したかん水を粉に入れていく。
湿度により水量が変わる。最後の調整はやはり長年の感か。

有る程度混ざると、写真左手のような固まりになる。以上の作業を粉が少なくなるまで繰り返す。加水量は感のなせる技か?

 

 

粉がまとまったら、いよいよ、コネる作業。
筒状の棒に足を掛け体重を乗せて粉をこねている。この棒を使った製法が桿麺といわれている。
ここではまだコネの段階なので、あるていど伸ばしたら、半分に折りたたみ方向を変えてまた繰り返す。

小麦粉に水分が十分に馴染んだらローラー(圧延機)に掛けて麺帯にする。

最初はローラーの隙間を広くして何度か通す。これがコネる作業。 

方向を変えて何度か繰り返すと、粉が互いにグルテンにより結びつき表面がややしっとりしてくる。

窓の外に怪しげな人影が写っていますが、ここが製麺見学の特等席です(笑)

二つの麺帯を合わせる。これにより麺帯に強さが出る。 

コネが終わったら今度は伸ばす作業。折りたたむ際に打ち粉?(デンプン)を振ってくっつかないようにする。他は素人目には前と同じような作業を繰り返す。

コネが終わったら、ローラーの幅(隙間)を狭くして麺帯を徐々に薄くする。
かなり延びてきた。大蛇か?折りたたんだ絨毯といったところか。
   
製麺台からはみ出すほどの大きさになると左右も折りたたみながらの作業となる。見ていても実に大変そう。 突然ですが、餃子の皮を作っているところです。小麦粉にかん水を入れずにあとは麺帯を作る工程とほぼ同じです。
最後に切り開いて、丸い缶詰の缶のような歯(型)で抜けば餃子の皮の出来上がり。端は全部捨てるとのこと、もったいない。  
延ばし終わって、切り出し機?の幅に入るように切る。ここまでくるといつもの麺帯という感じだ。 突然ですが part2
今度はワンタンの皮。
これはラーメンの麺帯をさらに、さらに、さらに(笑)薄くしていきます。機械では薄くて途中で穴が開きそうですが、それでも満月の親父さんのワンタンの薄さにはかなわないとの事。神業。ゴッドハンド(笑)
この状態で乾燥しないように布を掛けしばらく寝かせる。
通常はこれの2.5倍の量を打つそうです。
   
切り出し機?(カッター)で麺にする。下の台が左右に動いているだけで、麺が折り重なっている。麺帯一つ分の長さのままだ。驚き ローラー部分に切り歯を付ければ麺に切り出されしかも長さも切られて出てくる。これが1食分。 

一食分に切り分ける。一応はかりに乗せているが、殆ど一発でOK。
ここで初めて大来軒上安町支店さんの麺が長い訳が納得させられる。

さらに水分をよく馴染ませるために2、3日寝かせる。

箱に詰めれば出来上がり。攪拌機により水分が十分に混ざっているので、余り寝かせの必要はなく、翌日の麺となるとのこと。

 

 感想をまとめると、手打ちの方は麺を回転させてグルテンの結びつきを360度にしているので、腰は出やすいのではないかと思う。また水回しやコネは人の手によるものでムラが感じられるが、そこを職人としての感と技でうまくまとめあげているのではないか。「ファジーな旨さ」が頷ける。見ているだけでもやはり体力を要し、食数にも限度があり大変さが実感させられました。しかし後世に伝えていきたい製麺法であることもまた確かです。

 一方製麺機による製麺工程を見せて頂いた 駅東の親方は、本当に見識があり色々な理論に基づいた結果の自分の麺を作っているという印象を受けました。ミキサーでの水回しまでで殆ど麺の出来が決まってしまうとの事ですが、同じ粉、同じ分量でもやる人によって違った麺ができるとのことで、機械と言えども人柄が出るのか?製麺の奥深さを教えていただきました。
 また、ボーメ1.5のかん水をなめさせて頂きましたが、ちょっと渋みがある?にがりのような感じでした。

 どちらがどうと言うことは、みなさん食べ比べてみてください(笑)

 最後になりましたが、終始わかりやすく解説をしていただいた大王さんにも感謝申し上げます。


 第2部 懇親会

 製麺見学が終わり一路温海久太さんへ。出発が遅れたので宴会開始は6:30頃。
少し遅れてのご参加の庄内探検隊ご夫妻の到着が7時過ぎだったか?(^^ゞ 改めて( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ!
久太の親父さんも途中から席に着き、いろいろな話をしてくださいました。やはり向上心と情熱を持っている人の話はいいですね。業種は違っても何かしら刺激を受けますね。
 また、前回も圧倒されましたが大王さんの見識の深さと、本当に庄内ラーメンを思う気持ち…と言うか、やっぱり熱いファンなんですね。サッカーや野球、アーティストなどの熱いファンとなんら変わらない。聞いていて引き込まれます。
 明日仕事だからという鉄壁の意志を持たれてご参加くださった秋田支店さんは、再三の誘惑にも負けずに(笑)その意志を貫き通して9:30頃?帰路につかれました。
 私はと言うとあと少しと思い時計を見るともう11:30(^^ゞ 楽しい時間はあっと言う間に過ぎるものです。名残は尽きませんでしたが、大阪屋さんと共に帰路につきました。

 ご参加頂いた方々には本当にありがとうございました。また久太さんには夜遅く(深夜)までご迷惑をお掛けいたしました。今回参加頂けなかった皆様も次回は是非ご参加ください。OFF会ってほんといいもんですね(^.^)

飲み放題での低料金にもかかわらず、心のこもったつまみをご用意していただきありがとうございました。
手前がほっけ?のつみれ、厚揚げ、じゃがいもの煮物。真ん中に刺身、奥に山菜の盛り合わせと、鳥の唐揚げ、サラダなど、みんな本当に旨かったです。

他にざる中華、むぎきり、ラーメンと、とても食べきれるものではありません。もったいないことした(^^ゞ

左端が大王さん、次がhiroさん、次が久太の親父さん、一番右が紅一点、庄内探検隊さんの奥さんです。美人でぼかすのは心苦しかったのですが、ごめんなさいm(_ _)m
その隣に旦那さん、その隣が大阪屋さんです。大王さんの右手に秋田支店さんがおります。
が、写って無くてm(_ _)m

麺の端に乗っている赤い小皿が掲示板で話題の辛み、私も辛いのは苦手ですが、少しざる中華のつゆに入れてみました。甘みと旨みが有ってあとからじわっとした辛さがくる感じでした。むぎきりにもあいました。

ラーメン、細麺。この日は温海のバラ祭りということで、結構な人出だったそうです。私たちのために麺を取っておいてくれたとのこと。ありがたいことです。

ラーメン、太麺。

秋田支店さんから頂いた卵。今見てもうまそう。
あとからつゆに入れて食べましたが、味がマイルドになり、また別のものを食べているような感じにさせてくれました。

久太さんの麺。空腹時にこの写真はヤバ(笑)

途中から顔をだしてくださった、たこいさんの差し入れのざる中華の麺。つゆも持ってきてくれましたが、魚だしが利いてうまかったですね。やはりつゆはさすがそば屋ということでプロっすね(^^ゞ

ご参加頂いたみなさまより(掲示板より、敬称略)

ほのりょう>今日仕事で欠席の予定でしたが、抜け出す時間を作って麺打ちのみ参加してきました。初めてじかに麺打ちを見学して麺の奥深さを感じました。大来軒の主人の寡黙で真剣な麺打ちと、大王さんの巧みな説明で麺打ちの奥深さ、重労働さを目で感じました。又、おみやげに打ちたての麺も頂きました。おかみさんの綾小路ばりの漫談?もいい味だしていましたし、おやつもごちそうになりました。その後、味好駅東店の親方の麺打ちを見学。親方の説明で酒田ラーメンの歴史、味好のこだわり、意外に他店との交流してる話など、参加者をのめり込ませるような話にはいろいろ勉強になりました。じょじょに参加者と打ち解けてきたところで帰らなければならなくなり、後ろ髪を引かれる思いでした。今頃はドンちゃん騒ぎかな?最後まで参加できないのが残念です。大王さんオフ会ではお世話になりました。とっても勉強になりました。ありがとうございました。管理人さん、秋田支店さん、hiroさんこんどは一緒に飲みましょう。

秋田支店 >大来軒上安町店御主人の「桿麺」の技は見るのも初めてでしたが、熟練された技に皆さん沈黙してましたね。是非とも後世に残すべき技だと思います。駅東親方のざっくばらんながら丁寧、親切な説明にも、機械製麺を始めてみる方にも説得力がありました。表現方法の違いはあっても、庄内ラーメンの未来を考える両店主のラーメンにかける情熱をひしひしと感じました。温海「久太」さんでの宴会では、御主人手製のつまみに加え、麦きり、ざる中華まで頂きました。また、お土産に地元で取れた山菜まで頂き、ただただ感激です。残念ながら酒は飲まれず(涙)でしたが、色々な情報で盛り上がりました。久太御主人、奥さんには御難儀おかけしました。また、管理人さん本当にお疲れ様でした。大王さんとhiroさん、共通する「濃い」もの同士盛り上がっていましたが、同じホテルに宿泊とのことで、想像するのが怖いです(笑)。大阪屋さん、庄内探検隊御夫婦さん、また今度どこかであったら声をかけてください。また、残念ながら参加できなかった皆さん、是非次回は御一緒したいですね。また、これを機に、このBBSを通じて知り合った仲間同士、もっともっと庄内ラーメンを盛り上げたらいいなあと思ってます。本当に楽しかったです。

大坂屋 > オフ会の参加者・協力していただいたお店の方々!大変お世話になりました。 昨日は普段絶対見ることのできない製麺の工程の見学、お店やラーメンを愛する方々の熱いトーク私にとっては一種のカルチャーショックの様な事実もあり・・・とにかく凄い!感動した!ありがとう!です!次回企画があった時は是非皆さんと酒でも飲みながら語り合いたいですね!今回は本当にありがとうございました!

庄内探検隊 > 皆さんお疲れ様でした。久太さんでは美味しいおつまみとラーメンをご馳走になり、なにより皆さんとの会話でよりお酒が進みました。酔っ払いすぎて皆さんに失礼がなかったか心配です・・・ うちの嫁が久太さんの激辛をいたく気に入りまして、改めて久太さんに食べにいこうと思っています。私は辛いのが苦手なんですが、それでも美味しかったです。今まで辛みそ等いろいろ口にしてみましたが、どれも最初に辛さがきて、ただ辛いだけなんですが、久太さんの激辛だと最初にうまみあまみがきて最後に辛さがじわーっときます。苦手な方も1度試してみてはどうでしょうか。私としては特に冷たいメニューに合いそうだなと思いました。いやー楽しいひと時ありがとうございました。次の機会を楽しみに待ってます。

hiro > お疲れ様でした。呑みすぎて、朝、頭が痛かったです。28歳のラーメンのお味はイカがでしたか?

庄内ラーメン大王 > いやいや、楽しかったですね。激辛気に入られたようで何よりです。様々「激辛」がありますが、ほとんど赤味噌ベースに辛味を練りこんだものですが、久太さんは流石煮全く違いスタイルで、「和風」とでも言いましょうか。ザル中華の和風ツユにも合うのが驚きです。全メニューに合うのもまた驚きです。間もなく冷たい「和風冷麺」が始まると思います。これにもバッチリ合います。是非ご賞味を。私個人としては、何とか温つけ麺の復活を心待ちにしております。

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